Apple ミュージックで聞ける作業用音楽
Apple ミュージックで聞ける作業用音楽
作業用音楽と言えば僕はボーカルがあまり前に出ていない音楽を好みます。文章を書くなどの集中する作業にも良いですがリラックスタイムにも良く合います。よかったらチェックしてみてください。
H ZETTRIO
2012年より活動のピアノトリオ。ピアノが青、ベースが赤、ドラムが銀に鼻の色を塗りピエロのような化粧をしているのが特徴。サンバなドラムにジャジーな進行、ポップなメロディを織り交ぜるようなナンバー、作業中にテンポがちょうどよい曲が多い。本人たちはやんわり否定しているようだが、おそらく元PE’Zの3人。キーボードのH ZET Mは椎名林檎率いる東京事変の初期メンバーでもある(おそらく)
Toe
2000年結成のポストロックバンド。コード進行的には暗めのものが多いけれど、受ける印象としては暗くも明るくもなくフラットで、どんな気分の時も聞きやすい。インスト曲が多いけれどゲストボーカルを迎えた曲もちらほら。ボーカルアリの曲でもそこまでボーカルが強くないので文章を書く時なんかによく聞きます。
God Is an Astronaut
2002年結成のアイルランドのポストロックバンド。バンド名から明らかではあるけれど、宇宙をテーマにしたスペースロックと呼ばれるジャンルから大きく影響を受けているジャンル。宇宙をテーマというだけに壮大な世界観の楽曲が多いのが特徴です。人によって様々だろうけれど方向性はラスボス感、世界の終わり感だったりいろいろあると思うけれどそれでいてなにやらリラックスします。そんなスペースロック的酩酊感を誘う音楽性にメタル色の強いギターが入ってくるのが特徴的です。これも文字書きが捗ります。
neco眠る
2003年に結成。ピアニカがメインメロディだったりするちょっととぼけた楽し気なインスト曲が多い。全体的に明るくポップな曲調でバンド名に寄せているのか寄ってしまっているのか活動も緩やか。2017年のアルバム「Typical」は少し海っぽいサウンドの曲が増えた印象。童謡のような和風なメロディラインが愉快な気持ちにさせてくれます。
Special Others
1995年に結成。フェスなどでは常連のインストバンド。大体インストというと作業用にだとか特定のタイミングでしか聞かなかったのですが、彼らの曲「Laurentech」ですっかりイメージが変わりました。基本どんなジャンルもボーカルがあるものを好んでいたところを別にボーカル要らないな、と思わせてくれました。もちろんフラットな曲調は作業用としても優秀。
Rega
2017年5月をもって無期限活動停止を発表したツインギターの4人編成ポストロックバンド。キーボード等はなく、ドラム、ベース、ギター2本というロックな編成ということもあり、ボーカル乗せてもいいんじゃないかというくらいパワフルなバンドサウンド。でも敢えてそこをインストでやるのがregaの良さでしょう。とにかくカッコイイギターリフ満載です。
mama!milk
生駒祐子(アコーディオン)、清水恒輔(コントラバス)による、インストゥルメンタル・デュオ。アコーディオンのメロディがヨーロッパの古い映画音楽のような世界観を感じさせます。曲調としては暗めのものが多い。
Toconoma
2008年東京で結成。とこのま、と聞くと和風な音楽のかなと思うもこんな音楽がかかってる床の間オシャレすぎるだろう、という印象になるはず。インストゥルメンタルダンスミュージックを基調にメロディラインが印象的。ジャズやファンク、ラテン、ハウス、テクノ等のさまざまなジャンルを取り入れた楽曲を世に送り出している。インタビューでも「ライブに来ても、ステージを見ずに踊ってくれてたらいい」というスタンス。月から金は仕事をしながら土日で活動しているそうです。
bohemianvoodoo
2008年に横浜で結成。JazzバンドとされているがスタンダードなJazzというわけでもなく、聞き心地としてはポストロックに近いような印象を受けます。ポップでメロディアスなナンバーが多いです。日テレ「月曜から夜更かし」で外資系に勤めるおじさんはどんな音楽を聴いているのか、というインタビューである会社員がbohemianvoodooのAdria Blue(2ndアルバムSCENES)と答えたことからプチブレイクしました。