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全天球カメラ RICOH THETA SC2を最高級Z1と比べてみた

2020年10月27日

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THETAZ1SC2比べてみた

現在僕は遠方の両親がなかなかうちの息子に会えないこともあり、息子の成長を3D動画で残して会えるタイミングで見せてあげたら面白いんじゃないかとRICOHの全天球カメラTHETA SC2で我が子の成長を記録しています。今となってはこのTHETA SC2でもかなり満足しているのですが動画の撮影時間が1回あたり3分と決まっていることや、音声はモノラルであったりという部分を購入当時としては色々妥協しての選択でした。今回はRICOHの全天球カメラのフラッグシップモデルTHETA Z1をお借りすることができましたので、Z1とSC2で使用感などを比べていきたいと思います。※Z1の発売が2019年5月、SC2は2019年12月に発売。

THETA Z1 スペックをSC2と比較

 

 

THETA SC2比較

価格

THETA Z1が107,910円、THETA SC2が33,000円でSC2なら気軽に手を出せる価格になっています。

サイズ・重量

Z1SC2比較正面から

Z1SC2比較横から

Z1が約182g、SC2が約104g、サイズもZ1が一回り大きい程度で重さは気になるレベルではなくむしろ高級感を感じます。

動画撮影サイズ

Z1は最大25分撮影できますが、SC2は3分で強制的に録画が停止してしまうのでSC2では垂れ流しで撮影して後で編集すればいい、というわけにはいきません。

360°空間音声

動画撮影時の音声録音はZ1は4ch360°空間音声、SC2はモノラルです。360°空間音声ならば音が鳴っている方向が分かります。

起動スピード

Z1が10秒くらいかかるところ、SC2なら1秒くらいで立ち上がります。

Wi-Fi接続

Z1は電源を入れればすぐにスマホアプリに表示されますが、SC2は本体のWi-Fiボタンを押した状態でスマホアプリを開く、または更新する必要があります。

Z1の360°動画には天頂補正が必要

THETA Z1で撮影した360°動画は天頂補正をしないと3D動画になりません。SC2は自動で行ってくれていてPC経由でOculus Questにコピーするだけで3D動画としてみることができます。

静止画性能比較

Z1のマニュアルモードならF値が2.1、3.5、5.6と選べ、シャッタースピードは60秒から1/25000秒、ISOは80から6400まで設定できます。SC2ではシャッタースピードの下限、上限は同じですがISOは64~3200になっています。Z1ではRAW(DNG)記録もできます。

どちらにしてもオートモードはついているので、普通に静止画を撮影する分には特に差は感じません。

インターバル合成撮影

@kthr40 – Spherical Image – RICOH THETA


等間隔で撮影された静止画を合成する機能で主に星を撮る目的で使われます。SC2ではできません。上記静止画は公式のもの。

ゴースト、フレア、フリンジ

全天球カメラで静止画、動画共に問題になってくるのがゴースト、フレア、グロアです。これらは赤い光の玉や筋が静止画や動画に映り込むことを言います。これはレンズ内で繰り返し反射した光が像になって写る現象だそうです。
Z1ではゴースト・フレア・フリンジを抑制する仕組みが搭載されていることからこれらの現象を確認できませんでしたが、SC2では画面中で赤くなる部分がちらほらあります。室内では気になりませんでしたが屋外の撮影では気になってくるレベルです。これは動画を撮る場合も同様でむしろ動画のほうが同じ場所に赤い光が見えることに違和感を覚えます。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

上の画像がZ1で撮影したもの、下がSC2で撮影したものになります。SC2で撮った静止画は最初に表示されている向きの真ん中あたりに赤い点が見えると思います。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

こちらはSC2で撮影した海辺での静止画です。やはり赤い点が映り込んでしまいます。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA


夕方になるとSC2で撮影した画像からも赤い玉は消えました。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

プラグインが利用可能かどうか

Z1はプラグインでカメラの中の動画や静止画を直接Oculus QuestなどのHMDに転送できたり、撮影者の映り込みを防ぐ機能などを追加することができますが、SC2ではできません。

RICOH THETA SC2をフラッグシップモデルZ1と比べてみた まとめ

Z1の特に良いところ

・ゴースト、フレアが抑制されている

光の強い場所ではSC2ではどうしてもゴーストが起こってしまいます。

・プラグインで機能が追加できる

カメラ内のデータを直接Oculus Questで見れるプラグインは静止画に関してはとても便利です。また撮影者が映り込まないようにできるプラグインや、映り込んだ顔に自動でぼかしをかけてくれるプラグイン、googleドライブにファイルをアップロードできるプラグインなど拡張性があるのが魅力です。

・設定できるパラメーターが多い

F値を三段階で変えることができ、ISOの選択肢が広いため幅広いシーンに対応できます。

Z1のイマイチなところ

・起動が遅い

SC2より前に出ているからかその機能のためか、起動までに時間がかかるのは不便です。

・360°動画は天頂補正の必要がある

Z1で撮影した動画ファイルをそのままHMDにコピーしても3D動画として視聴することができません。3D動画として視聴するには無料のTHETAアプリを使って天頂補正する必要があります。僕は10年ほど前のデスクトップPC(Intel core i5)を使っているのでこの時間がかなりかかります。補正はTHETAアプリが自動で行ってくれるのですが、ファイル1つ1つ行う必要があるので例えPCの性能が良く天頂補正がP0秒で終わったとしてもちょっとめんどくさいなと思いました(THETAアプリ自体がそのうち改善されるかもしれませんが)一方SC2は天頂補正をしなくてもそのまま3D動画として楽しむことができます。

SC2を検討中の人が考慮すべき3つの注意点

・光の多い場所で撮影は多いかどうか?(フレアが起こりやすいため)

・音声はモノラルで大丈夫か?

・1度の撮影時間は3分で足りるか?

上記が特に問題にならないのであればTHETA SC2は全然買いです。僕の場合は息子の成長の様子を360°動画を撮りたいという理由だったため上記は問題になりませんでしたし、3D動画で残せるため息子のサイズ感も記録できて今でもSC2に満足しています。使った感じで言えば屋内の明かり程度であればSC2でもフレアが起こることはなさそうです。逆に晴れた屋外で撮影することが多くなりそうであればSC2よりもZ1を検討したほうが良いでしょう。今回は機材の関係上360°動画をアップロードできていませんが、動画で見ると結構フレアが起こるのは気になると思います。

SC2にはZ1に搭載されている360°空間音声機能はないので、どこから音が鳴っているかはわかりません。没入感としてはマイナスポイントではあります。

この点も踏まえると撮影可能なアイドルやライブハウスのバンド演奏を撮影したいと考える場合はZ1のほうが良いでしょう。音楽演奏であればSC2の最大3分では足りないことが多いでしょうし、360°空間音声機能もついてくることを思うとZ1が選択肢に入ってくると思います。また暗い場所での撮影はF値(光を取り込む量)を設定できたりとZ1のほうが分があります。

参考 THETA 機能・用語等

RAW(DNG)記録

「RAWデータ」とはデジタル一眼レフやミラーレス一眼、一部のコンパクトデジタルカメラに搭載されている高品位な写真編集を行うための記録形式です。多くのカメラではカメラのメニューの画質設定に「JPEG」と並んで「RAW」モードでも記録できるようになっています。

※Z1のみ

絞り優先撮影

絞り優先モードとは、自分の好きな絞り値にすれば、面倒なシャッタースピードの設定はカメラが自動的に行い適切な露出にしてくれる非常に便利な撮影モードです。明るすぎたり暗すぎたりなどの難しい露出を気にせず、絞り以外は基本的にカメラが自動で調整してくれるので初心者でも簡単に使いこなせます。

※Z1のみ

ホワイトバランス 色温度

ホワイトバランスと色温度は、撮影した写真がどのような「色」なのかを設定するためのものです。

デジタルカメラでは、カメラ本体に設定された撮影シーンごとの「ホワイトバランス」を設定したり、手動で「色温度」を設定することができる機能があります。
この機能を使うことで、より実際の被写体に近い色で撮影することができるのです。
もちろん、自分が表現したい色を作り出すことも可能です。

ISO

デジタルカメラの場合、ISO感度とはデジタルカメラが光をとらえる能力を表す値です。デジタルカメラは、撮像素子に当たった光を電気信号に変えて処理します。
ISO感度を上げることは、電気信号を増幅することです。ISO感度を2倍にすると電気信号は2倍になります。ISO感度を2倍にすると撮像素子に当たる光の量が半分で適正露出になります。
つまり、ISO感度をISO100からISO200に上げると、同じ絞り値(F値)であれば2倍速いシャッタースピードで撮影できます。ISO200からISO400に上げた場合も同様です。
暗い室内などではシャッタースピードが遅く、手ブレや被写体ブレが発生してしまうことがあります。しかしISO感度を上げれば、シャッタースピードを速くしてブレを抑えることができます。「暗いシーンでISO感度を上げるとよい」と言われるのはこのためです。ISO感度は撮影者が決めることも、カメラが自動的に決めるようにすることもできます。

Oculusまとめ

全天球カメラまとめ