「フレンズ:ザ・リユニオン」を見てみたよ
「フレンズ:ザ・リユニオン」をU-NEXTの無料体験で見てみる
(C)2021 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
1994年から2004年にアメリカで放送された大人気ドラマ「フレンズ」の特番がアメリカで配信になったとのこと。日本だとどのサイトで見れるかと調べるとU-NEXTのみでしたがU-NEXTなら無料体験がある!と早速無料体験で見てみました。
ちなみにドラマ「フレンズ」は様々な媒体でのシリーズ累計再生数1000億回という化け物級のコンテンツです。ドラマが90年代~2000年代の若者の日常を描くものであるため、登場する日常会話が英語学習に向いていると言われ、私が英語を勉強しはじめたころも英語学習のバイブル的存在でした。当時英語を勉強している人で「フレンズ」を見たことがない人はほとんどいなかったと思います。とは言えその時点でも番組開始から考えると20年前の作品で、「絵的に古いなぁ」と思ってはいたんですが一度見始めると面白くて止まらないんです。それに僕は観客の笑い声が入っているドラマがそもそも苦手だったんですが…今ではすっかり「フレンズ」のファンになり、昔観客の笑い声が入っているドラマが苦手だったことを今思いだしたくらいです。
とにかく面白いので見ていられる、面白いので彼らのセリフを真似したくなる、そんな理由で英語学習といえば「フレンズ」というのがどこへ行っても常識でした。ブラジル、フランス、韓国など英語が母国語ではない友達の家にいくとよくテレビに映っていたのを思い出します。シーズン10(1話約30分)236話とかなり長いですが、実際僕も正直何周みたかわからないほど視聴して日常会話のフレーズはかなりフレンズから学んだと思います。
「フレンズ:ザ・リユニオン」ネタバレなし感想
(C)2021 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
結果からいうと新着エピソード等はなく、当時のキャストたちの”reunion(同窓会)”といった趣で「フレンズ」を今まで一度も見たことがない人にはおそらくピンとこない内容にはなっています。予告のビジュアル的に新着エピソードがあるように見えたのでそのあたりは少し残念ですが、特番中でフィービー役のリサ・クドローも言っているように確かに「フレンズ」は納得できる最終回になっているので、そこからまた何か変えて続編を作ってしまうのも何か違うのかもしれません。
とは言え撮影時の話や、エピソードがどのように展開していったのかなど、過去のエピソードを振り返りつつ当時の話を聞くのはファンにとってはなかなか面白く、心地よいなつかしさがありました。特に感慨深かったのはシーズン2の”あの”シーンの裏話。ふざけた感じの日常からすっとシリアスになるあの緩急がすごいな、と思っていたんだけど…なるほどそんな裏話が。
一度も見たことのない人には「ザ・リユニオン」は勧めにくいですが「フレンズ」にハマった人なら必ず楽しめる内容になっているので見たことある人はぜひ見てみると良いと思います。主人公6人はもちろん、特徴的だったキャラクターを演じていた役者さんが多く出演し、特にお芝居をしているわけでもない雰囲気なのですが、あのセットの中にいるとキャラクターがよみがえるかのよう。往年のファンにはたまりません。
今回「ザ・リユニオン」を見たおかげで「フレンズ」を少し見返しましたが、やはりこれから英語を勉強しようと思っている人なら、今でも「フレンズ」はオススメです。
最近であれば「ビッグバンセオリー」とか「ママと恋に落ちるまで」など同じような形式のシットコムはありますが、10シーズン飽きずに見れたのは僕はフレンズだけでしたし、このサイズを気にせずに見れるドラマは今でも「フレンズ」くらいではないかと思います。
実際に90年代からスタートしていたこともあり、90年代ファションがはやっている現代ならむしろダサい思う人も少なかったりするのかもしれません。(僕が視聴したのは2010年代なのでダサいなぁ、とは思っていました)
U-NEXTの無料体験で「フレンズ」本編も見ることができるので、気になったらシーズン1だけでも見る価値はあると思います。シーズン1を見ると多分シーズン2も見てしまうでしょうけど…。