【高得点が必要?】TOEICにみんなが抱く7つの誤解を解こうと思う【テクニック必須?】
TOEICの勉強って資格として以外の意味あるの?
現在では英語学習歴12年の僕は英語学習を29歳で始め、30歳のころオーストラリアにワーキングホリデービザで渡り1年勉強をメインに過ごし、TOEIC835を31歳で取りました。その経験を踏まえて皆さんが抱くTOEICに関する誤解や勘違いを解いていこうと思います。
TOEICで高得点を取るための勉強に意味があるのかと言われると僕は十分にあると思います。
僕の場合30歳でワーキングホリデーから帰ってきた、といえば遊んできたと思われるに決まっていますので、マジメに勉強してきたという実績を証明するためTOEICを受けました。
TOEICで高得点を取ると直接伸びる能力は、例えばこんな能力です。
・駅など交通機関のアナウンスの意味が聞き取れるようになる
・英語で書かれたE-mailの内容がざっくりわかる
・知らない単語の意味の想像がつくようになるので読める文章が増える
TOEICの対策として勉強しているうちに簡単に言えば上記のような方向性の能力が伸びます。逆にこれらが伸びないような英語教材は使わないほうが良いです。
また、これらができるようになったからと言って英語ができるようになったと感じるかと言えばそうではないと思います。また英語学習はモチベーション維持がすべてだと思うのでもしTOEICで高得点を取るということ自体に魅力を感じないならオススメはしません。
TOEICは色々な企業で昇給に必要だったり、英語の能力を証明するために必要だったりすることから色々な勘違いが生まれています。もし英語に興味があってこれから勉強しようと思っていたり、TOEICで高得点がとる必要がある人は知っておくと良いTOEICが持つイメージと実際のギャップがありますので書いておこうと思います。
TOEICに関するよくある7つの勘違い
とりあえず英語に興味があるのでまずTOEICの勉強を始めるのはアリですよね?
ナシです。必要がないならわざわざTOEICを受けなくて良いと思います。英語を使って何がしたいかでモチベーションの維持の仕方が変わってくるので、なんとなく英語に興味があって勉強してみたいなら、とりあえず英会話教室に通うか、オンラインの英会話を始めてみるのをオススメします。仕事で必要だったり昇進要件で英語が必要な会社で働いている以外の人が、英語力の向上のために手始めとしてTOEICの勉強をするのは効率が悪い場合があります。以下のオンライン講座などはスマホさえあれば、オンラインで英会話が学べてますし、まず無料で体験レッスンを受けることができますので試してみるのもよいかもしれません。体験レッスンは無料なので、体験レッスンでも十分勉強になりますし手当たり次第に受けまくるのもよいと思います。オンラインの無料体験講座をかなりの数を受けて最終的にレアジョブの講座を受講しました。
TOEICはネイティブスピーカーにも難しい?
TOEICはネイティブスピーカーにとってはめちゃくちゃ簡単なんです。単純な問題を大量に解くようなタイプの試験です。実際ネイティブスピーカーならちょっと賢い中学生が満点取れるレベルなのです。簡単で単純な問題ではありますが、日本人にとっては幅広い文法の知識が必要になります。例えば日本語で書かれた新聞を読めるようになったのは何歳でしたか?僕は20歳くらいまでちゃんと読めませんでした(苦笑)。人にもよるでしょうが日本語でも新聞やニュース記事が読めるレベルになるまでにかなり知識と読む練習が必要だったのではないでしょうか。例えば対策せずにTOEICで満点取るレベルというのは英字新聞の内容を隅から隅まですべて意味がわかるくらいのレベルと言われています。
TOEICで高得点を取れば英語が話せる
TOEICの点数と英会話の能力に直接的な関係はありません。TOEICで高得点が取れれば、英語の知識はあるという証明にはなりますが、英語で会話する能力には直接関係はありません。TOEIC900点を取っていても日常会話もままならない人もいます。逆に言えば英語が話せなくてもTOEICは取れるんです。これは昇進なんかに600点、700点が必要だという人には朗報だと思います。600~700点ならある程度勉強すればに取れます。
TOEICの点数を取るのは裏技がある
裏技、というよりもTOEICの問題を解くことに特化した勉強法は存在しますし、コツもあります。例えば、”あらかじめリスニング問題はあらかじめ4択の回答を先に読んでおく”だとか知っていればより問題が解きやすくなるようなコツ。この部分はどの教材を買っても書いてあるので点数アップを急ぐ人は知っておくべきでしょう。またTOEICに特化した勉強法はTOEICが4択であるため、正解がわからなくても選択肢を消去法で選ぶことができるようになるやり方を学びます。TOEICで効果のある裏技、テクニックは意外と正攻法だったりします。
TOEICで高得点を取る方法は英語学習にプラスにならない
厳密にいえば間接的にプラスになります。正直僕自身も英語を学習し始めた頃は英語力アップにはつながらない意味のない勉強だ、と思っていました。ですが勉強法の部分は英語が普通に話せるようになった今はイメージが変わりました。TOEICに特化した勉強法には意味があります。TOEICの問題を解くために特化した勉強法、例えば選択肢を消去法で選ぶことができるような推測の仕方は実際に誰かと話していてはっきり聞こえなかった場合や、小説やニュースなどを読む時にとても重要になってきます。英語学習の初心者のころは英語の知識が少ないためにこれらの知識を単純にテクニック、と思ってしまいますがTOEICで高得点を出すことに特化した勉強法は日本語だったら無意識のうちにできていることなのです。
TOEICの高得点が取れれば、就職に有利だ
年齢と職場によります。学生で800点でも持っていればそれは有利でしょう。ですが、実務で英語が必要な職場を希望しているのならTOEICはただの足切りに過ぎません。僕のように30歳を過ぎて英語が必要な職場で働きたいと思うともちろん必須ですが、書類が通るなどスタート地点に立てるだけです。英語関係の資格を持っていない人ほどこの勘違いをしやすいですが、TOEICで高得点を取れてもめちゃくちゃ優遇されるわけではないので過度の期待は禁物です。
7日間での伸びる、という謳い文句の教材とかよく見るし、短期間でも集中すれば高得点が取れるんじゃないの?
個人差はあると思いますが、多くの日本人は7日間では無理だと思います。そんな明らかにズルができるような裏技もテクニックも存在しません。聞き流すだけで英会話できる、ってのと同じでそんなものありません。一般的な日本人が700点取るまでに必要な学習時間は約1000時間と言われています。例えば1週間で2000語の英単語を完璧に暗記しTOEICで出てくる一般的なすべての文法が理解でき早解きが必要なTOEICの問題を練習がしっかりできれば可能かもしれませんが…そんな能力がある人ならそもそも英語習得に悩みはありませんよね。
みんながしてるTOEICの勘違いまとめ
特に英語が話せるようになりたい場合などはTOEICの勉強から始めるのは非効率です。逆んい特に高得点を取る必要がなくても、例えばこんな時TOEIC用の勉強をするのも有効だと思います。
・一般的な単語のボキャブラリーを伸ばしたい
・英語のWebニュースや新聞等を流し読みできるようになりたい
・自分の英語の精度を上げたい
前述したようにTOEICの高得点を持っていれば人からすごいといわれることはあっても実際に役に立つのはごく一部の場合ののみなので勉強を始めるまえに必要かどうかよく考えるとよいでしょう。実はTOEICの問題は比較的簡単な問題が多く出題されます。例えば新しく手に入れた電化製品の取り扱い説明書(日本語)なんかを読む時は必要な部分だけサラッと読みますよね?TOEIC問題を解く上で必要なリーディングの力はそんな能力です。
会社や就職活動でTOEICのスコアな必要な方で、かつ短期間で習得したい場合はTOEICスコアアップ専門のカリキュラムを受講するのが良いでしょう。当然ながらお金はかかりますが独学するよりも数倍早く習得が可能です。例えば1か月で英語力を集中的に伸ばしてくれる以下のような講座を受けるのも手だと思います。ただ一か月集中講座でTOEICスコアを伸ばしてくれますが1日に1~2時間の自習が必要になるので結構しんどいです。ですが本気で英語を伸ばしたいけれど長い時間をかけられない人にはオススメです。以下は東京近郊の方向けの講座になります。
1ヶ月でTOEIC750点