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スマホ代負担サービスのリスクを考える(ドコモ、au、SoftBank)

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機種代負担プランを考える

携帯電話の回線契約を縛る代わりにスマホの機種代金安くするという方法ができなくなり、ドコモはスマホおかえしプログラム、ソフトバンクは「半額サポート+(プラス)(10月10日から「トクするサポート」に名称変更)」、auは「アップグレードプログラムdx」をスタートさせました。

au、ソフトバンクのプランは48回払いでスマホを購入し、二年後(24回払い後)にキャリアにスマホを返却し、さらに新しいスマホを同じキャリアから購入することで残りの24か月分の支払いを免除してくれるというサービスです。2019年10月5日現在はどちらのキャリアで購入しても100日SIMロックが解除できません。SIMロックが解除できなくても、LINEモバイルやUQモバイルなど一部のMVNOではロック解除なしで使えるため契約は可能です。ただドコモならドコモ系回線、auならau系回線、ソフトバンクならソフトバンク系回線のMVNO業者しか選択できません。

半額になるのはありがたいですが、2年後必ず同じキャリアから買い替えなくてはいけません(旧機種はキャリアに返却)。さらにその2年後も同じプランで購入するとまたさらに2年後の機種変更が必須になり、さらに同じキャリアから購入しなければならないというループにハマる恐れがあります。2年経っても買い替えないという選択肢もありますが、買い替えるまで半額サポートが受けられないので意味がない、つまりは買い替え必須のプランになっています。またこのプランを利用するためにはなぜか月額390円支払う必要があり、2年で9,360円掛かります。

一方ドコモのスマホお返しプランは3分の1が免除と割引率は低いですが、2年後にスマホ返却は必須なもののドコモから新機種を買わなくてはいけないという縛りはありません。

前回の記事でiPhone11を購入した場合を考えてみました。iPhone11今手に入れるだけなら、auが安くdocomoが最も高いという結果でしたが、このプラン本当に安いのでしょうか。
実際細かく読んでいくと色々リスクが隠されています。

ドコモ、au、ソフトバンク各社のプランの詳細を細かく見てみましょう。

ドコモ スマホおかえしプログラム

36回払いのうち24回支払った後、12回分が免除になります。端末の元の値段にもよりますが、auやソフトバンクより割高です。ただ、2年後にスマホを返却すれば12回分の免除は受けられるので、必ずドコモから新しい端末を買いなおす必要がないのと謎の月額料金(au、ソフトバンクは月額390円かかる)は取られません。割引率が低いため、端末代金の高いスマホを選ぶほど、au、ソフトバンクよりも高くつきます。また、購入時にドコモ回線を契約するのも条件に含まれており、例えば購入し、即日解約もしくは一か月のみ使用で解約するとしてプラス解約金の1000円と最も安い月額料金2980円が必要です。

対象機種

iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 8、Xperia 1 SO-03LGalaxy S10 SC-03LGalaxy S10+ SC-04LGalaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05LAQUOS R3 SH-04LHUAWEI P30 Pro HW-02LXperia XZ3 SO-01LGalaxy Note9 SC-01LHUAWEI P20 Pro HW-01Karrows NX F-01KV30+ L-01KXperia XZ1 Compact SO-02K

条件
dポイントクラブもしくはドコモビジネスプレミアクラブ会員の方が、本プログラムご加入時に購入された対象機種を以下に定める返却条件に基づいて、当社にご返却いただくこと。

返却には以下の条件を満たす必要があります。
<返却条件>

対象機種が当社の指定する正規店で購入されたものであり、ご購入における不備・不正がないこと。
ご返却時における対象機種分割支払金の未払い、回線契約にかかる料金その他の当社に対する債務(当社がその債権を第三者に譲渡した債務を含みます。)の弁済を現に怠り、または怠るおそれがないこと。
対象機種に記録されているメモリ・データが消去できること(一切のデータは加入者ご自身の責任で消去していただきます)。
対象機種を改造していないこと。
加入者が対象機種の所有権を有していること。
以下の査定条件を満たし、査定が完了すること。
<査定条件>

対象機種に故障、水濡れ、著しい外観破損および画面割れがないこと、その他当社指定の査定基準を満たしていること(店頭で確認をさせていただきますので、電池パックを装着した状態でお持ちください)。
当社指定の査定基準を満たしていない場合に、なお加入者が本プログラムのご利用を希望し、これを当社が承諾するためには、20,000円(税抜)(ケータイ補償サービスにご加入の場合は2,000円(税抜))の故障時利用料をお支払いいただく必要があります。

au アップグレードプログラムdx

対象機種

iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、HUAWEI P30 lite Premium HWV33、TORQUE G04 KYV46、Xperia 1 SOV40、Galaxy A30 SCV43、AQUOS sense2 かんたん SHV43、AQUOS R3 SHV44、Galaxy S10+ SCV42、Galaxy S10 SCV41、URBANO V04、LG it LGV36、AQUOS sense2 SHV43、Xperia XZ3 SOV39、Galaxy Note9 SCV40、BASIO3、TORQUE G03 KYV41

特典適用条件
①②の両方を満たす方

対象の機種を12カ月間★1ご利用後、当社、au取扱店で新しい機種に買い替え
買い替えの際、本プログラム加入時の旧機種を当社が回収★2
プログラム特典
機種買い替えの翌月以降の分割支払金相当額のお支払いが不要(最大24カ月分)

ポイント還元保証
特典を利用せず13カ月目~48カ月目の間に新しい機種に買い替えた場合、買い替え前月までにお支払いいただいたプログラム料相当額を、買い替えの翌月にau WALLET ポイント(法人の場合はauポイント)で還元します。

★1◎13カ月~24カ月目に特典を利用する場合、特典利用時に前倒し利用料(390円(不課税)×24カ月目までの残月数)のお支払いが必要です。
◎プログラム特典利用時に回収できなかった場合は、当社、au取扱店へお持ち込みまたは、ご郵送ください。回収期限は、新しい機種買い替え日の翌月末です(当社での検品まで完了する必要があります)。回収期限を過ぎた場合は、特典は無効です。

★2◎以下の場合(一例)、特典利用の際に、故障時利用料22,000円(不課税)が必要です。<Android™向け「故障紛失サポート」にご加入の方は2,200円(不課税)>
電話機本体や液晶に破損や割れがある
電源が入らない
充電ができない
メーカー指定箇所の水濡れシールに水濡れ反応がある
端末により確認方法や項目が異なる場合があります。

ソフトバンク トクするサポート(半額サポート+)

ソフトバンクは対象機種が多くタブレットも含まれています。

対象機種

スマホ

iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、
iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 6s(32GB)、iPhone 6(32GB)、iPhone SE、Google Pixel 3a、Google Pixel 3a XL、Google Pixel 3、Google Pixel 3 XL、Xperia 1、AQUOS R3、arrows U、LG K50、AQUOS R2 compact、HUAWEI Mate 20 Pro、Android One S5、Xperia XZ3、AQUOS zero、シンプルスマホ4、DIGNO® J、HUAWEI nova lite 2、Xperia XZ2、AQUOS R2、HUAWEI Mate 10 Pro、Android One S3、Xperia™ XZ1、AQUOS R compact、Xperia™ XZs、DIGNO® G、HTC U11、AQUOS Xx3 mini、DIGNO® F、シンプルスマホ3

タブレット

iPad(第7世代)、iPad mini、iPad Air、12.9インチiPad Pro(第3世代)、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、iPad(第6世代)、iPad mini 4、LenovoTAB5、
Lenovo TAB4、MediaPad M3 Lite s、Lenovo TAB3

ガラケータイプスマホ

AQUOS ケータイ3、かんたん携帯10、DIGNO® ケータイ2、AQUOS ケータイ2

48回払いで購入し、25ヵ月目以降のソフトバンクでの買い替え時に旧機種回収で最大24回分の旧機種の分割支払金・賦払金(頭金は対象外)のお支払いが不要になるプログラムです。旧機種は、買替日の翌月末までに、当社指定の条件に基づく回収・査定完了が必要です。旧機種が査定条件を満たさなかった場合、回収に加えて20,000円(不課税)のお支払いが必要です。一部対象外機種があります。

回収できない条件

回収した機種の製造番号(IMEI)を当社が確認できない場合
回収した機種が査定基準を満たしていないときにお客さまの割賦残債務が20,000円(あんしん保証パックwith AppleCare Services、あんしん保証パックプラス又はあんしん保証パックにご加入の方は2,000円)以下の場合

液晶に液漏れ、焼き付きがある
タッチパネルの操作ができない
縦線、横線がある
画面が暗く、文字が読めない
筐体が変形している
メーカー保証が対象外(改造など)

回収する旧機種が査定基準を満たしていない場合に、お客さまが本特典の利用を希望するときは、回収に加えて20,000円(不課税)(あんしん保証パックwith AppleCare Services、あんしん保証パックプラスまたはあんしん保証パックにご加入の方は2,000円(不課税))を一括でお支払いいただくことが必要です。
お客さまの割賦残債務が完済済みである場合または回収する旧機種が査定基準を満たしていないときにお客さまの割賦残債務が20,000円(あんしん保証パックwith AppleCare Services、あんしん保証パックプラスまたはあんしん保証パックにご加入の方は2,000円)以下の場合は、本特典を利用できません。
製造番号(IMEI)を当社が確認できない場合は、20,000円(不課税)の支払いの有無に関係なく、本特典を一切利用できませんのでご注意ください。
回収機種の査定時点における最新の下取りプログラムの基準が適用されますので、あらかじめご了承ください。

機種代負担プランのリスク

2年後の返却の際にもしも水濡れ等、返却可能な条件を満たしていない場合、各社とも2万~2万2千円支払う必要が出てきます。故障時の保険に入っておくと返却時に条件を満たしていない場合でも2000円くらいの負担で済みますが、保険はドコモ月額(機種によるiPhone11の場合750円、pro10、proMAX1,000円)ソフトバンク月額650円、au月額630円、一番安いauで計算しても2年で15,120円かかり、ドコモに至っては2年で24,000円かかる返却時に負担がかからないために保証プランを付ける意味はないです。
例えば最新のiPhoneシリーズなら防水なので水濡れの心配はないかもしれませんが、何かの拍子に落として画面割れしてしまうなど、破損してしまうと色々台無しです。

例)iPhone11をauのアップグレードdxで購入し、返却条件を満たせなかった場合

iPhone11 一括価格:90,640‬円

1,888円(48分割)×24回 + 9,360円(プログラム利用料390円×24回) =54,680‬円 支払う必要があるうえ

返却条件を満たしていなければ、さらに22000円支払う必要が出てきます。その場合、合計76,680円となり

アップルからsimフリーのiPhone11を買った場合82,280‬‬円(税込)から5,600円しか安くならないという結果になります。
まぁ、返却の必要がある時点で当然と言えば当然のような気もしますが…。

各社負担プログラムに隠れるリスク 結局どういうこと?

各社共、2年後に返却の条件を満たしていなければ(つまり画面割れなどを起こしていれば)、au、ソフトバンクに関しては5000円程度(iPhone11の場合)の値引きにしかならないうえに、返却し、同じキャリアで新しい機種に変えないとこれらのプログラムを利用する意味がなくなるうえに謎に徴収される月額プログラム利用料(2年分9,360円)が取られ損になります。

ちなみに2年間の年代別スマホ破損率は以下になります。

スマホ破損率

携帯端末(電話)の修理に関するアンケート – オークネット

10代は43%が2年以内に破損、年齢があがるにつれて破損率も下がっていってそれでも20~60代でも3~4人に一人2年以内に破損しているという統計になっています。
つまり10代なら4割程度、20~60代でも3~4人が機種代負担サービスを使っても、2年後に返却基準を満たすことができないので大して安くならないうえに機種変更で同じキャリアから新しいスマホを買わされる縛りだけが残るということになります。

ドコモ、au、SoftBankのスマホ代 負担プラン 結論

まだiPhone11シリーズを買うか決めかねていますが、僕はこれらの返却プランを使わないと思います。だって2年後に機種変更したくなるかわかりませんし、僕は携帯を破損する可能性が高い人間ですからね(偉そう)かといってiPhone11のsimフリー版を一括で買うと82,280‬‬円(税込)…。これはこれで金額的に重たいです。ただ、スマホ代負担プランで2年後にスマホを返却すると考えるなら、機種変更したくなった時にスマホを売ればいいと考えると気持ちは楽です。

 

iPhoneなら買取価格が高い

今でもiPhoneならそこそこ高く買い取ってくれます。例えば2年前発売iPhoneXなら程度にもよりますが、最高で65,000円で買い取ってくれるケースもありました。状態次第なので、見積もりに出してないとわかりませんがiPhone8までならまだ2万円前後で高く買い取ってくれるようです。

iPhoneの買取

例えば2年後もiPhoneをしのぐ人気のスマホが出てこない限り買取価格もさほど下がりはしないと思うのでsimフリーモデルを買ってできる限り綺麗に使い、機種変更したいタイミングで売るのが現時点(2019年10月7日時点)での最適解なのかな、と思います。

機種代負担サービスで一番安くなるauを例に考えても

iPhone11をauのアップデートプランdxで買って27,600‬円安く手に入りますが、

  • 2年後の機種変更必須(しないと意味がない)
  • 返却時に画面割れなど起こしていると2万~2万2000円支払う必要がある
  • 同じキャリアから購入しなければいけない

あくまで個人的な見解ですが、これらのリスクに割引金額が見合っていないと思います。2年後、3年後に機種変更したくなった時に持っているスマホを売ればいいんです。ただ、現在で言えばiPhone以外を選ぶと買取相場は安くなるのでまた難しいところです。ですが端末代金が安くなればなるほど、機種代負担サービスのうまみも減るのでやっぱりsimフリー版を買って、機種変更時に売るを基本に考えたほうが良いのではないかと思います。

またauが11月にアップグレードプランdxを見直すという話も既に出ています。状況はまだまだ変わっていくかもしれませんので機種変更を焦っていないのであれば、少し様子を見てから買ったほうがいいかもしれませんね。

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