英語発音練習に向いてる洋楽15選【初級から上級まで】
英語の発音練習をするのにテキストの音声を聞いてたんたんと口真似するのも良いですが、音楽が好きなら断然歌を練習してみるのがオススメです。歌うのが好きならカラオケで歌ってみようと思うと俄然やる気が出たりしませんか?(僕だけ?)また実際に大きな声で歌わなくても、同じテンポで口真似できるように練習するだけで非常に良い発音練習になります。英語の勉強をしている人で音楽が好き、洋楽が好きだったら英語の曲をぜひ完コピしてみましょう。好きな曲なら何度でも聞けますし、好きなアーティストがいたら同じ歌い方をマネするのは楽しいです。カラオケに行く習慣がある人ならまず練習曲に加えると良いでしょう。
英語の発音練習はリスニング力を伸ばすのにも有効なので、早い段階で正しい発音ができるようになっておくと後々効率が段違いに良くなります。そして英語で正しい発音をするには日本語では使わない口の筋肉が必要になってくるのでできるようになるまで結構時間がかかります。早く始めて得はあっても損することはないです。
正しい発音の仕方はYouTubeを探せばたくさんあるので自分にあった動画を見つけると良いと思います。
ここでは英語の発音練習にオススメな曲を集めてみようと思います。
英語発音練習用 洋楽 初級編
古い曲なら言葉数が少ない歌が多いので有名な曲ならそんなに難しいことはありません。古い洋楽なんてあんまり知らないよ!という人向けに発音も比較的簡単な名曲を並べていきます。カラオケで歌っても気持ちいいし、時間が経っても古い名曲は何度でも聞けます。まずは古い曲でしっかりと子音と母音を正しく歌えるようにしましょう。
ザ・ビートルズ
説明不要の超有名バンド、ビートルズ。学校の英語教材として使われることも多く英語や音楽の授業で聞いたこともあるのではないでしょうか。王道中の王道ですがどれもポップでキーも高すぎず歌いやすく、覚えやすいと思います。
カーペンターズ
I Need To Be In Love (青春の輝き) / CARPENTERS
僕の学生時代に学校の授業で出てきたのは聞いたのはビートルズとカーペンターズだった気がします。カーペンターズも発音的にも聞きやすいですし、やはり名曲が多いです。
ザ・ビーチボーイズ
Beach Boys -Wouldn’t It Be Nice
「Surfin’ U.S.A.」の印象ばかりが強いですが、その他の曲に名曲が多いです。動画はドリュー・バリュモアとアダム・サンドラーの名作映画「50回目のファーストキス」でドリュー・バリュモア演じるルーシーが機嫌が良いと歌っちゃう曲として登場しました。そもそも名曲ですが映画のシーンを知っているとさらに超名曲になります。
オリビア・ニュートン・ジョン
Olivia Newton-John Have You Never Been Mellow (Live 1975)
あまり有名ではないかもしれませんが、カバー曲なら聞いたことがあるかもしれません。
英語発音練習用 洋楽 中級編
90年代くらいから歌詞がギュっと詰まったフレーズのある曲が増えてきます。洋楽はやたらとキーの高いアーティストが多いので、キーも高すぎず、歌詞もちょっとギュっとつまったような箇所のある曲を集めてみました。歌詞が詰まったフレーズは子音がちゃんと発音できないていない同じテンポで歌えないと思います。できる限り完璧に同じ音を出せるように頑張りましょう。
Green Day – Basket Case
「Green Day」はこの曲で売れました。キーも低いし歌詞の詰め方も程よいです。簡単な古い歌に飽きてしまった時挑戦してみてもいいかもしれません。シンプルなだけにカッコよく歌いこなすのは難しいですが、アメリカ人ならだれでも知っているレベルなのでアメリカ人とカラオケに行った場合に盛り上がるかもしれません。
Lady Gaga – Poker Face
レディ・ガガの初期の曲です。歌詞も詰まっているのでちょっと難しめですが、キーは低めなのでカラオケ好きなら女性はもちろん男性でも歌えるのではないでしょうか。
Daniel Powter – Bad Day
歌いやすい歌詞の乗せ方になっていますが古い曲に比べると発音的に少し難しくなっています。高音域もそこまで高くないので歌の苦手な人でも頑張れば歌えるキーになっているのでオススメです。
Katy Perry – Firework
ガガさんに比べるとサビの音は高いですが歌詞は発音的に比較的簡単です。歌えると気持ちイイ部類ですね。
Coldplay – Viva La Vida
何年前かのiPhoneのCM曲だったので聞き覚えがある人もいるのではないでしょうか。キーも高くなく、歌詞もそこそこ詰まっています。英語の発音に慣れてきたら時にオススメの曲だと思います。
Carly Rae Jepsen – Call Me Maybe
Call Me MaybeはCarly Rae Jepsenのセカンドアルバムの曲で世界的にヒットしました。Aメロから歌詞が結構ぎっしり詰まっていて難しく感じるかもしれません。キーは少し高めですが言葉数が多い曲に慣れていくと色々な曲に対応できるようになっていくのでオススメです。PVも面白いです。
Jason Mraz – I’m Yours
サビ以外の歌詞はぎっしり詰まっていますが発音がとても聞き取りやすいので良い課題曲のなるのではないでしょうか。
Red Hot Chili Peppers – Californication
ラップを含む曲の多いレッドホットチリペッパーズの中では比較的簡単な曲ですが、それでも少し難し目の歌い回しになっています。
英語発音練習用 洋楽 上級編
簡単な英語の曲なら歌えるようになってきたら次はラップの曲がオススメです。日本語だとラップは比較的早口なことが多いですが、英語の場合日常会話よりも遅いことが多いです。もちろん早口のものもありますが、歌詞を見ながらよく聞いてみると早口の映画の登場人物よりもよっぽど遅いことがわかると思います。慣れるまではとても難しいので何度も聞いてできる限り同じテンポで子音を発音するよう頑張ってみましょう。
Queen – We Will Rock You
ラップと呼んでいいのかちょっと難しいところではありますが、発音できるようになると気持ちいいです。大体カラオケにも入っています。
Bleed It Out – Linkin Park
リンキンパークのラップパートもかなり聞きやすい発音になっています。日本人にとっては速いですが、早口のネイティブよりは遅い程度のスピードのラップです。
Eminem – Lose Yourself
ラップバトルを流行らせたともいえる映画「8mile」のテーマソングです。カッコイイし、発音的には聞きやすい部類ですがラップとして比較的難しい曲です。
英語発音練習用洋楽 まとめ
英語の発音練習に向いている発音に癖が少ない洋楽アーティストを中心に発音の難易度別に初級編から上級編まで紹介してみました。なかなかちょうどよいレベルの曲を見つけるのは難しいので参考になれば幸いです。
発音練習に歌を取り入れるというのは昔から良いと言われています。メロディと歌詞が一緒に入ってくると記憶も定着しやすいので歌詞に含まれる単語を覚えやすいという利点もあります。特に最近の曲は様々なテクニックでたくさんの歌詞をフレーズに詰めているケースが多いので、繋がって聞こえる複数の単語がどういう成り立ちになっているかなど繰り返し聞いているうちにわかってくることも多いと思います。もし好きなアーティストがいれば特定のアーティストの曲をずっと練習すると発音や歌詞の乗せ方の癖など分かってくるのでオススメです。
発音練習のやり方としては、
①歌詞を見ながら口真似してみて、同じスピードで言えないところを何度も繰り返して真似します。
②全体的に歌詞さえ見れば何となく歌えるようになってきたら、曲と同時に発音して同じ音が出せているかを聞き比べながら歌います(歌える環境にないなら小声で読むような感じでもOK)
③できる限り歌詞を覚えて歌詞を見ずに②同様に口真似します。歌詞を目で追っていると自分の声と曲の音の違いを聞き取りにくいので、最終的にはすべて記憶したうえで違和感がある部分を修正していきます。
もちろん自分の好きな曲を使って練習してもOKです。その場合は曲のレベルが自分にあっているか見極めましょう。基準としては歌詞を見ながら同じスピードで言えなさそうならやってみるという程度で考えれば問題ないです。難しすぎてやる気がなくならない程度のレベルのものを選べばよいと思います。中には歌詞を見てもどう発音しているかわからないものあると思うのでそういう曲は避けたほうが良いでしょう。